香港旅行 2018/12/30~201/9/01/04

歩いた所や見たもの(映画以外)

土瓜灣、九龍城、紅磡、旺角、油麻地、深水埗、石硤尾、沙田城門河、觀塘あたりをふらふらしたが、まだまだ歩き足りない。

◉調景嶺

香港知專設計學院 建物もヘンテコで面白いんだけど、今回はここのギャラリーで開催されている「葉錦添 藍 服裝與藝術」を見る。葉錦添は映画のコスチュームデザイナーとして知られており、関わった作品は《臥虎藏龍》(グリーン・ディスティニ)《赤壁》(レッドクリフ)《夜宴》(女帝[エンペラー])など。映画コステュームのため息が出そうな細かい刺繍など装飾の繊細さと、ドレスデザインの斬新さの両方を見られて、面白かった。 私以外入場者がおらず、誰にも邪魔されずゆっくり見られたが、暇な警備のおばちゃんとおじちゃんの話し声があまりに大きすぎ、つい注意してしまった。とほほ。

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◉沙田・香港文化博物館

金庸館」「光影流聲ー香港公共廣播九十年」「武・藝・人生ー李小龍」の3つの展示を見た。 博物館見学後、城門河沿いをふらふら歩いていたら、柵に囲まれた奥に古そうな建物を見つけた。柵に近づいて写真を撮っていたら、犬に吠えられた。持ち主と思われる男性に「何を撮ってるのか?」と聞かれたので、「その住宅は古いでしょう?」と聞くと「いいや90年くらい」との事で、後に調べると「吳園」と呼ばれる住宅だった。さらに調べると、この住宅を含む土地にホテルを建てる計画があり、住宅は保存してカフェなどになるようだという2008年の記事が出てきたが、現時点では何も工事は行われていない。

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◉荃灣・南豐紗廠

元紡績工場(建物)をリノベーションしてギャラリーやショップ、カフェなどを備えた建物。現時点では一部のみオープンしている。テキスタイルに関連した展示やワークショップなども行うようだ。よりテキスタルにフォーカスした展示やショップができると面白いだろうが、現時点では今ひとつ魅力的には思えない. なお、南豐紗廠は映画《十萬火急》(ファイヤーライン)で使われた工場としても知られているが、映画で使われたのはここではなく、3号工場(全部で6号まであった)で、1997年の映画撮影後に解体され、現在はその場所に翠豐臺というマンションが建っている。

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