雅馬哈魚檔(ヤマハ鮮魚店)

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レストア版

張良:監督 1984

舞台は広州。若者がヤマハのバイクを買って魚屋を始めるが、計りはごまかす、安売りしては赤字、余った魚で魚旦作れば魚のすり身より繋ぎの粉の方が多くていい加減。客ともめ、しまいには屋台許可証も取り上げられる。みかねた向かいの魚屋の娘が自分の屋台を手伝ってくれと申し出て、自営業の若者たちの集まりにも誘ってくれた事で誤ちに気づいていくという話。

真面目に努力すればいい生活がおくれるようになると諭す教育映画っぽいが、当時の若者の様子が垣間見られるし、個人商店が繁盛し賑やかな露店が並ぶ街が興味深い。俳優たちは広東語を話しているようだが普通話に吹き替えられている。所々広東語あり、クラブ歌手も広東語で歌っている。

在香港時に電影資料館で一度だけ観ている。

2019.12.12@コネクト・『一帯一路』チャイナフィルムフェスティバル 2019 in TOKYO(ユーロライブ)