流浪地球(流転の地球)

呉京ウー・ジン)、呉孟達(ン・マンタ)、屈楚蕭(チュー・チューシャオ)、趙今麥(チャオ・ジンマイ)、李光潔(リー・グアンジエ) 郭帆:監督 2019年 

劉慈欣の同名のSF小説が原作。太陽が爆発して地球が消滅してしまうという危機に、地球を太陽系から離脱させ別の恒星系に移動させるという途方もない計画が遂行されている。地上は、氷に閉ざされており、人類は地下に都市を作って生活している。呉京は自身の子供と義父を地球に残し、宇宙で任務に当たっており、すでに地球を離れて17年、ようやく地球に帰還できるという。その頃地球では、息子の屈楚蕭が妹をつれ、地下から地上に逃避していた。

《戦狼》以来、すっかり中国の危機を救ってくれるのは呉京ということになっているが、本作では主たる活躍は若者たちに担わされているのだが、最後の最後は呉京が持っていく。香港映画ファン的にはやはり呉孟達の活躍が嬉しい。

日本では一般公開されなかったのだが、物語の内容はともかくスクリーンで見ておきたい映画だとは思う。

2021.08.30@Netflix