春光乍洩(ブエノスアイレス)4K

梁朝偉張國榮張震 王家衛:監督 1997年

ブエノスアイレスで繰り広げられる一組の恋人たちの物語。香港から流れてアルゼンチンにやってきた輝(梁朝偉)と榮(張國榮)は、ボロボロの車でイグアスの滝を目指すが道に迷い行き着けず喧嘩別れ。輝はブエノスアイレスのバーで客引きとして生活してた。ある日バーに榮が現れる。

2022.08.22@立川シネマ・ツー

時代革命

周冠威:監督

2019年から2020年香港で起きた民主化デモを描く記録映画。なぜこのデモが起きたのか、参加者はどういう人なのか、どう感じているのかなど、非常に分かり易く、デモについて、香港についてよく知らない人でも理解できるように作られている。膨大な映像があっただろうが、それらを整理し、当事者の証言を加え、状況を俯瞰して見ていく。

彼らを見てつくづく思う。多くの日本人に見てもらいたい。特に選挙に行かない人たちに見てもらいたいが、そういう人はこういう映画は見ないんだろう。虚しい。

2022.08.18@ユーロスペース

Blue Island 憂鬱之島

陳梓桓:監督

1970年代に大陸から泳いで香港へやってきた人が「香港はどんな所だと思っていたのですか?」と若者に問われ「自由な場所」と答えたのを観た所からずっと涙。

世代を行き来し、さらに実際の人物とその人物を演じる役者と役者自身(と言っても役者も現在の民主化運動に何らかの形で参加している)を行き来するという複雑な構成なのだが、この構成でなければ、香港の複雑さも浮き彫りにできないのではないかと思われた。

2022.08.11@シモキタ エキマエ シネマ

第40屆香港電影金像獎

最佳電影:《怒火》

最佳導演:陳木勝《怒火》

最佳編劇:歐健兒、岑君茜《智齒》

最佳男主角:謝賢《殺出個黃昏》

最佳女主角:劉雅瑟《智齒》

最佳男配角:馮皓揚《媽媽的神奇小子》

最佳女配角:廖子妤《梅艷芳》

最佳動作設計:甄子丹、谷軒昭、谷垣健治、李忠志《怒火》

最佳新演員:王丹妮《梅艷芳》

最佳攝影 鄭兆強《智齒》

最佳剪接:彭正熙《怒火》

最佳美術指導:麥國強、王慧茵《智齒》

最佳服裝造型設計:呉里璐、葉嘉茵《梅艷芳》

最佳動作設計:甄子丹、谷軒昭、谷垣健治、李忠志《怒火》

最佳音響效果:杜篤之、呉書瑤《梅艷芳》

最佳視覺效果:余國亮、林嘉樂、梁偉民、洪敏詩《梅艷芳》

最佳原創電影音樂:坂本龍一《第一爐香》

最佳原創電影歌曲:時間的初衷《一秒拳王》

 作曲、主唱:周國賢、恆仔@ToNick 填詞:鄭敏

新晉導演:陳健朗《手捲煙》

最佳亞洲華語電影:《美國女孩》

專業精神獎:周國忠

終身成就獎:許冠文

2022.07.17@九龍灣國際展貿中心

エルヴィス

オースティン・バトラー、トム・ハンクス バズ・ラーマン:監督 2022年

プレスリーについて知っているのは、曲と1970年代のちょっと太った体で袖にフリンジのついたキラキラした衣装でのオーバーアクションで歌う姿だけだったので、どのエピソードも興味深く、面白く観た。

人種差別が今よりも激しかった時代の音楽(カントリー&ウエスタンは白人の音楽でブルースやリズムアンドブルースは黒人の音楽)のあり様も垣間見られる。ラジオから流れるプレスリーの歌で黒人と判断されたり、腰を振るなと言われたりするのだが、若者の心は止められない。

映画では主に、敏腕マネージャーでありつつもプレスリーから金銭を搾取し続けるパーカー大佐との関係に焦点が当たっている。また金銭管理能力のない父も情けない姿で描かれており、マネージャーと歌手(芸能人)やその家族との関係も考えさせられる。日本でも事務に搾取されたり、家族やマネージャーに金銭を持ち逃げされたりした芸能人の話も多いし、やりたい仕事と家族やスタッフを養う為にやらなければならない仕事の狭間で芸能人たちはどうやってバランスを取っているのだろうか。凡人の私などには想像のつかない大きな苦悩があるのだろう、ということも考えさせられる。

2022.07.07@立川シネマ・ツー

覇王別姫(さらば、わが愛/覇王別姫)

張國榮レスリー・チョン)、張豊毅(チャン・フォンイー)、鞏俐(コン・リー) 陳凱歌(チェン・カイコー):監督 1993年

物語は説明不要かと。最後にスクリーンで見たのは2003年の香港でだと思う。程蝶衣、段小楼、菊仙の3人は、歴史という大きな波に飲み込まれると共に3人の間に起こる波にも翻弄される。その姿が哀しい。

在日中国人の若い方が多く観に来ているという事で、新聞の取材が来ており、声をかけられた。中国でもスクリーンでかかることはないのだろう。

2022.06.30@ル・シネマ