香港旅行 2022/11/22〜12/01 まとめ

香港9泊10日のまとめ。

<雑観>

空港からとにかく人が少ない。コンベンションや観光で多くの人がやってくるのが当たり前だった香港は人口約730万人だが、いつもその何倍かの人が滞在しており、常に街には人が溢れていた。ちなみに2018年に香港を訪れた観光客は6500万人だった。特に近年多かった大陸からの観光客が大幅に減少したため、大陸客相手の薬局などは姿を消していた。尖沙咀も多くの店舗が閉店しており、寂れた感さえある。重慶大廈の両替屋もかなり閉店しており、開いている店舗の方が少ない。中環の置地廣場の地下も多くの店舗が閉まっていた。一応、次の店舗は決まっているようだったが。もっとも悲惨だったのは蘭桂坊で、ある一角はほとんど全ての店が閉店していた。

飲食店の営業時間も以前より明らかに短くなっており、旺角など平日夜でも人で賑わっていたのに夜になると寂しくなっていた。女人街はところどころ屋台を出しておらず、道が広々としていた。その一方、新しく小洒落たカフェがあちこちに生まれており、特に深水埗大南街界隈には、カフェ、レコード屋、床屋など新しい店舗が点在しており、ちょっとしたおしゃれスポットになっていた。

2003年のSARS以降、香港でもトイレがかなり綺麗になっていたのだが、ここにきてさらに綺麗に清潔になっていた。ウオシュレットは流石にないのだが、便座を拭くための除菌スプレーが装備されているところも増えており、かつての汚いトイレは姿を消していた。友人によると、公衆トイレもかなり綺麗で、場所によってはショッピングセンターより綺麗だとか。

スーパーは自分でバーコードをスキャンして支払う(クレジットカードか八達通で払う)方法もあるのだが、なぜか手間取る人も多く必ずしも早く列が進まない。

これまでの滞在では、かなり夜遅い時間の映画を見て宿に戻ることも多かったのだが、それはやはり夜遅くまで店舗が開いており人通りがあったからで、今回、夜になると以前に比べると格段に人通りが少ないので、そこは少し気をつけたほうがいいように思い、24時近くに終わる映画(22時ごろから始まる映画)は見ないようにしていた。
チケット代金は映画館によって異なり、早場HK$60〜、通常の上映HK$100〜。

<買い物>

 
 
 
 
 
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<旅行費用>

普段は金額的なものは書かないが今回は参考までに書いておく。若くないので(笑)LCCは使わず、リーズナブルなホテルに泊まる普通の旅。

エア:ANA羽田便、約¥95,000(ANA公式サイトで購入。エコノミー+座席指定)

ホテル:富薈土瓜灣酒店(旧:富薈馬頭圍酒店)HK$4,675(ホテル公式サイトで予約、9泊のうち2泊分が優待で無料だった)

ホテル代金は以前とそれほど変わってないように思うが、円安なのとエアが高いのが辛い。さらに3日間使えないのがネック。最初の空港のPCR検査だけならそれほど苦にならないが、今の状態のままだと、まだまだ気軽に香港に行く気分にはなれないだろう。

<追記>

香港到着から3日間、レストランや映画館に入れなかった措置は2022年12月14日から撤廃された。ただし、空港でのPCR検査、2日目のPCR検査、5日目までのRAT検査は継続。また安心出行はワクチンパスとして使われるとのこと。