香港旅行 2018/12/30~2019/01/04

買い物

最近はもっぱら調味料や乾物を買うことが多い。調味料はスーパーマーケットで調達できる。今やみんな騒がないが、XO醬もあると結構便利なので買っておく。李錦記の「特鮮雞粉」(いわゆる鶏ガラスープの素で粉状)も便利。炒め物にちょっと入れると簡単に中華になる(いちから鶏ガラスープをとるのは大変。簡単がいい)。あと適当に気になるものを買う。

今回乾物は木耳(一番後ろ)。4両購入して、近くの雑貨屋でプラスチック容器(紅Aのもの)を買って入れた。こうすればスーツケースに入れても粉々にならない。 右の緑色は漬物的なもので貢菜。九龍城の店(店の名が分からない)で。 手前のカレー粉は街市でパッケージが可愛かったので。缶詰は豆豉鯪魚。青菜と炒める「豆豉鯪魚炒油麥菜」が知られているが、発がん物質が検出されたという記事もあるので、あえてお薦めはしない。

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お茶は九龍城の茗香茶荘で。普洱茶(4両)と水仙茶(2両)購入。九龍側だと大体この店、島側なら灣仔の祺棧茶行で。お土産用なら少し高いがパッケージが素敵なので福茗堂あたりか。

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最近は雑誌などでもあまり紹介されないようだが、油麻地のジェイドマーケットもよく探すと可愛いものが見つかる。今回はピアス2点。

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本2冊。

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あとはDVD。今回はこんな感じ。

華語電影公開情報

公開中&これから公開の華語電影(主に東京地区) 

香港旅行 2018/12/30~201/9/01/04

歩いた所や見たもの(映画以外)

土瓜灣、九龍城、紅磡、旺角、油麻地、深水埗、石硤尾、沙田城門河、觀塘あたりをふらふらしたが、まだまだ歩き足りない。

◉調景嶺

香港知專設計學院 建物もヘンテコで面白いんだけど、今回はここのギャラリーで開催されている「葉錦添 藍 服裝與藝術」を見る。葉錦添は映画のコスチュームデザイナーとして知られており、関わった作品は《臥虎藏龍》(グリーン・ディスティニ)《赤壁》(レッドクリフ)《夜宴》(女帝[エンペラー])など。映画コステュームのため息が出そうな細かい刺繍など装飾の繊細さと、ドレスデザインの斬新さの両方を見られて、面白かった。 私以外入場者がおらず、誰にも邪魔されずゆっくり見られたが、暇な警備のおばちゃんとおじちゃんの話し声があまりに大きすぎ、つい注意してしまった。とほほ。

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◉沙田・香港文化博物館

金庸館」「光影流聲ー香港公共廣播九十年」「武・藝・人生ー李小龍」の3つの展示を見た。 博物館見学後、城門河沿いをふらふら歩いていたら、柵に囲まれた奥に古そうな建物を見つけた。柵に近づいて写真を撮っていたら、犬に吠えられた。持ち主と思われる男性に「何を撮ってるのか?」と聞かれたので、「その住宅は古いでしょう?」と聞くと「いいや90年くらい」との事で、後に調べると「吳園」と呼ばれる住宅だった。さらに調べると、この住宅を含む土地にホテルを建てる計画があり、住宅は保存してカフェなどになるようだという2008年の記事が出てきたが、現時点では何も工事は行われていない。

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◉荃灣・南豐紗廠

元紡績工場(建物)をリノベーションしてギャラリーやショップ、カフェなどを備えた建物。現時点では一部のみオープンしている。テキスタイルに関連した展示やワークショップなども行うようだ。よりテキスタルにフォーカスした展示やショップができると面白いだろうが、現時点では今ひとつ魅力的には思えない. なお、南豐紗廠は映画《十萬火急》(ファイヤーライン)で使われた工場としても知られているが、映画で使われたのはここではなく、3号工場(全部で6号まであった)で、1997年の映画撮影後に解体され、現在はその場所に翠豐臺というマンションが建っている。

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食べたもの(その2)

◉咖啡(珈琲)

こ洒落たカフェが増殖しているようだが、わざわざ行ったわけではなく、散歩の途中の休憩だったので、美味しい珈琲にはめぐり合えずイマイチ。美味しい店は事前に調査が必要(但し開飯拉は当てにならない)。

Espresso Alchemy(尖沙咀・美麗華商場)

Cozy Coffee(荃灣・南豐紗廠)

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knockboxcoffee(旺角)

旺角で一番美味しい珈琲が飲めると思っている店。ランチのサンドイッチも美味しかった。

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◉甜品

綠林甜品(深水埗) 蕃薯糖水+湯圓。かなり生姜が効いていた。

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滿記甜品(旺角) 湯圓

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海記合桃坊甜品(土瓜灣) 友人といろいろ。

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◉テイクアウト

写真撮ってないけど。

坤記糕品傳家(深水埗) 缽仔糕(つきせぬ想いで「まんじゅう飴」と訳されてしまったもの

明華餅家(旺角) 花生焼餅(ピーナッツ餡が入っている平たい餅を焼いたもの)、優しい甘さで好物。中に何も入っていない「原味」やあんこの入った「紅豆」もある。住まいのすぐ近くだったので、パンなどもここでよく買っていた。

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食べたもの(その1)

◉麵・粥店(麺とお粥の店)

麥奀雲吞麵世家(尖沙咀

雲呑麵

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池記(旺角・朗豪坊)

雲呑麵

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好麵線(油麻地)

小鍋米線(オーダーシートがあり、具や辛さを自分で選ぶ)

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好旺角粥麵專家(旺角)

京都炸醬撈麵(碗)と油菜(芥蘭) 京都炸醬撈麵には碟(皿)と碗(椀)があり、碟のほうが量が多い。

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◉餐店(レストラン)

漢寶酒樓(土瓜灣)

友人と飲茶。めちゃくちゃローカル。2人なのに友人頼みすぎ(写真は一部)。味もごく普通。

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順記潮州飯店(九龍城)

滷水鵝片が食べたいという私のリクエストで友人が連れて行ってくれた。九龍城で潮州料理というと、直ぐに思い浮かぶのは「創發」だが、他にも数軒ある。ここはこじんまりしていて地味な見た目、ちょっと古くて照明暗めでいい雰囲気。珍しい食材や甜品など丁寧に教えてくれた。美味しかった。満足!

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八月居(旺角・朗豪坊)

夜はあまり食べないという友人との夕食で3人で3品のオーダー。美心系列の店で安定した味。

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住家菜(尖沙咀

友人と夕食。在住時に数回行った事のある店で、化学調味料を使わない料理と例湯(今日のスープ)が有名。薄味でヘルシー。出来た当時は地元誌でもよく紹介されていたが、時間が経っているので味が心配だったが、変わりなくホッとした。

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香港旅行 2018/12/30〜2019/01/04

茶餐廳

このところ雑誌などで取り上げられることも多い懐舊茶餐廳(古くて懐かしい茶餐廳)の店名が、○○冰室とつけられていることが多いこともあって、店名だけレトロ風に○○冰室とつけた新しい茶餐廳が結構できていた。美都に代表されるような懐舊茶餐廳は旅行者にも知られ繁盛しているが(美都の前を通ったら大陸客が列をなしていた)、今回は地元の人が普段使っている、ごくごく普通の茶餐廳になるべく行くようにした。再開発や古いビルの解体とも関連しているが、そういうごくごく普通の茶餐廳こそ絶滅危惧種だと思う。今回行ったのは以下のところ。どこも外れではなかった。

 

金華冰廳(旺角)

いつも混んでる。

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両利茶餐廳(旺角)

朝から混んでいる。改装して壁や床、テーブルが新しくなっていたが、食器は古いままだった。 

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大安茶冰廳(油麻地)

地元民御用達のごく普通の茶餐廳。

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平記咖啡冰室(紅磡)

朝から混んでいた。

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寶時茶餐廳(土瓜灣)

ホテルから近い。地元民しかいない。

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樂園冰室(土瓜灣)

花窗(窓につけられている防犯のための枠)が可愛い。

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永香冰室(土瓜灣)

とにかく古い。

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榮華茶餐廳(深水埗・河北街)

地元民御用達の何気ない茶餐廳。

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香港旅行 2018/12/30〜2019/01/04

私が使った主な移動手段(役に立たないと思うが)
  • 土瓜灣から旺角:紅色小巴:土瓜灣北帝街の馬會前から。旺角の終点近くが時間帯によって交通規制があるようだ。ただし亞皆老街より南には行かない。太子道西から洗衣街に曲がりさらに右折して旺角道に入った場合は花園街街市前。太子道西から洗衣街に曲がって、右折して亞皆老街に入った場合は曲がって止まった場所で降りた。(誰か降りるので一緒に降りてしまえばいい)
  • 旺角から土瓜灣:紅色小巴:旺角先達広場横の通菜街から土瓜灣行き。行きとは通る道が違い紅磡観音廟前を経由し、馬頭圍道を北上し、土瓜灣道へ入る。ホテルは馬頭圍道と土瓜灣道のY字路に近い。地元民の声かけを聞くと昼は「馬會」、夜は「落山道」(夜に馬會や浙江街と言っても降ろしてもらえない人がいた)で降りられるようで、この2か所が一番ホテルに近い。
  • 土瓜灣から又一城:緑色小巴2、2A:馬頭圍道沿い安徽街から又一城内の停留所まで。
  • 尖沙咀から土瓜灣:九巴26、彌敦道沿いは中間道、金馬倫道、徳成街の3か所。ホテルに一番近いのは山西街。
  • 尖沙咀フェリー乗り場から土瓜灣:九巴5、5C。落山道下車。
  • 地下鉄何文田駅:徒歩:ホテルからは高架道路下の道から適当に高山道に入って南下、道が信用街に変わるがそのまままっすぐ行くと広い通り(佛光街)に突き当たるので、佛光街を渡って仁風街に入ると何文田駅A1出口につく。15分程度。商店などない通りなので、深夜の移動は薦めない。

今回使ったのはこの程度だが、地下鉄駅が近くにないため、かなりの数のバスが走っており、どこへでも行ける。